INTERVIEW

SASU其の三

10/07/19

SASUさんインタビュー其の三!

カナダでの生活、もうひとつの大きな出来事、友情、出会い...

そしていよいよペンキ片手にビッグウォールの前に立つ!!!

Z:
100万円は何ヶ月で貯めたのですか?
S:
1年ぐらいかかったんじゃないかな。

とにかくそのお金でカナダへ行って、まず友達から7万円ぐらいで車を買いました。それで少しずつ行動範囲を広げていって。

毎日が自由な生活で...で、大丈夫ですか? インタビューの時間?

Z:
全然、大丈夫ですよ。

いきなりそこを気にしてるんですか(笑)。

全然オッケーです!

S:
じゃあ良かったです(笑)。

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Z :
カナダはどうでした?

S:
とりあえず毎日のようにスノーボードをしていました。

かと言ってプロになりたいとかは全然無くて、遊びながら日本食のレストランなんかで働いていましたよ。

仕事以外の日は、食べたい時に食べて、寝たい時に寝て、、毎日好きに遊んでましたね、人生の中で本当に一番緊張感なかったかもしれないです(笑)。

Z:
緊張感がないというか、心底エンジョイですよね。

S:
そうですね(笑)

夏は夜でも明るいから昼から夜まで遊んでましたね。

夏も氷河でスノーボードできるし、夜はフライフィッシングやってみたり。リゾート地だったからレストランも買い物も、映画館も全部揃っていたんですよね。

車で国境を越えてアメリカのアウトレットに買物に出たり、モーテルを点々としながらシアトルを下って、サンフランシスコ〜ロスとか。旅にも良く行きました。

Z:
最高ですね!今はできないですから。

S:
自分の中で一番自由な時間でしたね。

Z:
だから英語が喋れるんですね。

S:
喋れてるかわからないですけど、とりあえず日常会話の基本は、そうですね。

Z:
どうして英語が喋れるのかな? って思ってたんですよ。

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S:
でも、着いた初日はマクドナルドで注文もできなかったんですよ(笑)。

全く勉強せずに行っちゃって、面食らっちゃいましたね。

それで友達に『 今日だけお願いだから代わりに注文して! 』って頼んでもらったんですよ。

Z:
(爆笑)!それで次からは自分で注文できたのですか?

S:
そう、少しづつ教えてもらったんですよ。

頼むときは、Can I have〜とか言うんだよって。

そこからCan I haveしか言えなかったですけど(笑)。

Can I have Big Mac Set? みたいな。

Z:
海外のビッグマックセットってメチャクチャデカいですよね。

S:
実はカナダのマクドナルドでもちょっとだけ働いてみたんですけどね、日本人のいない所で働いてみようと思って。

そしたら表に出ているのはキレイなカナディアンの女の子で、裏方は私以外メキシカンやフィリピンの人だけなんですよ、

Z :
すごい状況ですね、

S:
英語を勉強しようと思って入ったのに、ほとんどフィリピン語だったんです。

わけがわからなすぎて、ひたすらパティーを焼いてました。

働いてる人のサイズも大きかったですよ、

Z:
全部がデカイですよね、コーラとかビビりますよ。

S:
それで、Can I haveから入って、一歩一歩勉強していったんですよ。

本当に色々と楽しい時間だったんですけどね、そんなこんなで1年ぐらい経った頃に、大きな出来事があるんですよ。

いきなり重くなるんですけど、弟から電話がかかってきて。

『 お姉ちゃん...お母さんが余命3ヶ月だからすぐ帰って来て 』って。

Z:
ええ!

S:
ほんとに突然の発覚で。

末期癌だったんです。

それですぐに、1年分の荷物を1日でまとめて飛んで帰りました。

帰ったらお母さんは意外とピンピンしていて、帰って来たの? みたいな感じで。

入院はしていたんですけど、全然平気そうだったんですよ。

でも、もう癌が転移してて手術ができない状況だったんですよね。

そこから人生が大逆転でしたね。

そんな風になるなんて思ってもみなかったから...

気付いたら実家で、兄と弟と交代で病院に通って、おばあちゃんと家族の食事作って洗濯して...これが私の模索してきた人生の結末なんだ...と思いましたね。

Z:
それは何歳の時ですか?

S:
22歳ですね。

Z:
まだずいぶん若い時ですね。

S:
そうですね、それからしばらく色々と考えましたね。

なんでこういう事が自分に起こるんだろうって。

友達に会っても暗くなっちゃうし、あまり会えなくて。

それで気晴らしに近所の図書館に行ったんですよね、自分の運命の意味が知りたくて。

Z :
なるほど。深い所まで行ったんですね、

S :
そこで色々本を読んだんですよ、神さえ信じれば救われるみたいな本もあったんですけどね、それじゃあ全然納得できなくて。

それで知るんです、色々な出来事が起こるしくみを。

Z :
??

S :
色んな事がうまく行かなかったり、母親が亡くなったりしたのは、自分の運が悪いせいで、どこかで自分は幸せになれないんじゃないかと思っていたんですよね。

そういうのは自分の力で変えられないものだと思ってたんです。

ましてや理想の未来なんてとうてい届かないものだと思っていて。

でも、色々学んでいくうちに画期的な希望を見つけたんですよ、単純なんですけどね、やった事は自分に還ってくるとか、そういう話です。現実は全部自分が作っているなんて、考えた事なかったですから。

それなら、この先不幸になるような原因は一切作らないようにしようって思ったんですよ。

Z :
きましたねー(笑)

S:
本当に辛かったんで。

この先とことん幸せになるように頑張るしか希望がなかったんですよね(笑)

Z :
そうですよね、

S :
自分が気をつけていても起こる事は起こると思うんですけど、とにかく理想の未来を作るのにできる事は全部やってみようと思ったんです。

そしたら、何かあっても後悔しないで済むかなと。。

Z :
それでKAMI君と会ったんですか?

S :
その時はまだまだですね。

はりきった所で、、やっぱり少しずつでした。
健康の事とか、あまり考えた事なかったんですけど、まずはそこからだなと思って最初にヨガの本を買って朝晩毎日やり始めたんです。

それから心と体のしくみがどうとか、心理学とか、精神の話とか、、理論的な方も興味が湧いて、自分なりに必要な事を勉強していったんですよ。

それでだいぶ落ち着いて、ゆっくり色々と振り返ることができたんです。

Z :
良かったですね、

S:
ポンピーは、何かになろうとかそういう事を考えずにいつのまにかやっていたんですよね。

持って生まれた才能が誰しもあると思うんですけど、それを生かすことが出来れば無理をしなくても自然と上手くいくような気がしたんですよ。

外に目がいっていて、気付かなかったんんですよね、それで、またちょこちょこ描き始めたんですよ。

周りもそろそろ自分の好きな事をやったら、っていう感じだったから、カナダの友達の実家にホームステイというか、ご両親とも仲が良かったので、行ってみたんですよ。

Z :
また行ったんですね、

S :
そこでその友達と、ルームメイトの子が私の描いたイラストを見て、描いた方がいいって、一緒にスケートパークに描こうって誘ってくれたんですよ。

Z:
おお! ヤバいですね。

S:
そこから皆でWALMARTに行って、これで描くんだよ、ってKRYLONていうスプレーが並んでいて、その色を見たときにすごくワクワクしたんですよ。

サンリオっぽい色がいっぱいあったんですよ。

それでスケートパークに何日か通って忍者を描いたんです(笑)

今思うとヘタっぴだなーと思うんですけど、初めての充実感で。

描き終わってからしばらくぼーっとしていたら、夏なのに空にオーロラが出たんですよ... そんな事めったにないですからね。

感動しましたよ。

何かこう、全部がシンクロした感じで。

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Z:
なるほどね。

S:
それで帰国してしばらくしてから、AWAっていうフリーペーパーに描いたのを色々載せてもらっていたんですよ、そこにダイコン君とか、今も繋がっている人達が色々と載せていたんですよね。

STORMYとかに置いてあったんですけど。

Z:
旦那も投稿してるじゃないですか(爆笑)!

K:
僕もSASUをこれで知ったんですよ(笑)。

S:
ダイコン君もそれにすごくいい詩を描いていたりしてましたよ。

Z:
これまたポンピー節出まくってますね!

S:
いろいろあったから1から出直しで、リハビリみたいな感じですよね。

そこでKAMI君って人が絵を描いてるって知ったんですよ。

それで、ラスタカシ君知ってます?

Z:
ええ、知ってますよ。

S:
タカシ君って占星術にすごく詳しいんですよね。

私、牡羊座なんですけど、色々教えてくれたりして。

それでラスタカシ君と遊ぶ日に、『SASU、今日KAMIって友達がニューヨークに行くんだけど、空港まで送りに行くの付き合ってくれない?』って。

普通に遊ぶ約束が、急遽彼を空港に送るっていう目的に変更になったんですよね。

それで私も一緒に空港まで行ったんですよ。

それで、いつ帰国する?っていう話になって、私はまだカナダに荷物が色々あって、一週間後にそれを片付けに行く予定だったんですけどね、偶然にも私が帰国する日と彼がニューヨークから帰ってくる日が同じだったんですよ。

それでタカシ君が、じゃあまた空港に迎えにきてあげるよ、って。

Z:
良い人ですね、ラスタカシ君。

S:
そうなんですよ。

それで、空港でまた再会したんですよ。

でも、彼はちょうどニューヨークで色々描いてきた時だったから、早く帰って思い出にひたりたいっていう感じで(笑)私は私で色々片付けなきゃいけなかったし、お互い特に興味なしっていう感じでしたね(笑)。

その後、また普通に遊ぶようになって、"ポンピー"の欠片みたいな作品を見せたら、『アツい!』って、もっと描いたほうがいいってプッシュしてくれたんですよ。

それで、今度またニューヨークの仲間とBARNSTORMERSっていうペイントツアーに行くから、行ってみる?っていう話になったんですよ。

Z:
そうなんですね〜。

S:
その頃も実家で家事をやっていたんですけど、父親もおばあちゃんも、自分で炊事とかできる様になっていて。

それで私も、第4の人生を始めようと思って。

Z:
第4(笑)。

S:
それで最初のBARNSTORMERSに行くんですけど...まずはニューヨークで皆を紹介してもらって。

KAMIl達はブルックリンの壁に皆で描くっていう話になっていたんですけど、私はまだ新入りですから(笑)一人でデイブのスタジオに待機だったんですよ。

そしたらデイブが、スタジオにあるペンキ使って、このパネルに描いていいよ、って言ってくれたんですよね。

でも、改めて描くってなると何を描いていいかわからなくて。

ただ、何かの真似じゃあ通用しない、っていうのは感じていて。

まずは皆に自分がどんなものを描くのか伝えるっていう感じでしたからね。

それで、とりあえず葉っぱとかリンゴとか、自分が描けるものを対称に並べていったんです。

それで曼荼羅みたいなのが出来たんですよね。

Z :
そうだったんですね、

S :
それで出来上がったのを見せたら、これをノースキャロライナに持って行って、張り付けようって。
そこから、BARNSTORMERSのツアーに出発したんです。

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でもノースキャロライナって本当に田舎だし、雑草だらけだし...最初のツアーは本当に過酷でしたよ。近所の人の家の庭でキャンプだったんですけど、雨も降ったりして。

描く壁が高すぎて、はしごも怖いし、正直半べそで(笑)。

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S :
それに私は皆んなにもまだまだ知られてないし、とにかく描いて伝えるしかなかったんですよね。

それでKAMIにコソコソッと、上のほう描くの怖いから下の方だけにしようかな? って弱音を吐いたんですよ。

そうしたら、『日本に帰ってから絶対に後悔するね、やっぱり描けば良かったって。』って言われて。

K:
そんなこと言ったっけ?

S:
言われた(笑)。

Z:
KAMI君も熱い男ですね!

S:
熱いっていうか、スパルタですよ、こっちは初めての仲間とツアーなのに。

誘っておいて、あとは自分でやればっていう感じで。

このヤローって思ってました(笑)

でも、追い込まれると燃えるタイプなんですよ、私(笑)!悔しくて、高い所は目をつぶりながら描きましたね。

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完成してから周りの皆に、『SASU、あれはプロジェクターを使わずに描いたのか?』って言われたんですよ。

それでもしかしたら私、大きな図形とか対照を取るの得意かもしれないなって思ったんです。

このスタイルを大事にしよう、育てていこうと思ったんです。

Z:
そうだったんですね。

S:
ホントに。

このツアーでの経験は大きかったですね、とにかく良いのを描けば次に繋がるっていう手応えを感じたんですよ。

それからヨーロッパの方でもショーに呼んでもらえるようにもなって、グループ展なんかは色んな国の人が集まるから 。

しっかりといい作品を残せばそれを見てまた誰かが呼んでくれて、っていう感じで、一回一回緊張感ありましたけど、そういう感じで形を進化させていったんですよね。

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S:
それで...10年経って今に至るという感じです。

Z:
六本木ヒルズの!

S :
そうですね(笑)

Z:
おっ! ケツがくっ付きましたね!なるほど、"ポンピー"から(笑)。

S:
そうなんですよね、いつのまにかこれが理想の現実に近づいている事なのかもしれないですよね。

BARNSTORMERSのツアーからもちょうど10年経つんですけど、やっと色々な意味でスタート地点なのかなって思うんですよね。

次回のインタビューは?7月26日月曜日です!!!



SASU其の二

10/07/12

SASUさんインタビュー其の二!!!

"ポンピー"精神のまま、高校へ!

環境の変化と心の葛藤、それにもめげずさらに新聞活動を進めていくと思いきや...

180度転換し、劇的変化の思春期へなだれ込み!!

S:
それで高校へ進むんですけど、高校に入ると違う人生が待ってるじゃないですか。

Z:
そうですね。

ルーズソックス?

S:
じゃないんですよ、

私達の頃はポロのソックスでしたよ。

Z:
コギャルのちょっと前ぐらい? の感じですかね。

S:
ローファーでトラッドな感じだけど、スカートは短い、っていう感じですね。

周りは洋楽を聞く人も増えてきたり、色々と情報量も多くなってきますよね、

最初の頃は文通も来てたんですけどね(笑)

Z:
高校になっても続いてたんですね!

S:
文通だけは少しだけ。年上の広島県の人で、春休みに東京に行くから会おうって事になって、原宿の竹下通りで初対面しました(笑)。

そのあと高校の入学祝いに、例のポロのソックスを手紙と一緒に送ってきてくれたり。

K:
それって女の子なん?

S:
もちろん全員女の子ですよ(笑)。

Z:
男だったら怖いでしょ(笑)。

K
実はオッサンとかやったり?(笑)

S:
違うよ(笑)!

みんな超女の子だよ。年上のお姉さん。

Z:
ちょっと待って下さい。

オッサンが"ポンピー"入ってたらメチャクチャ危ないでしょ(笑)。

いちご新聞読んで...ド変態ですよ(笑)。

どうします? 女の子になりすましたオッサンだったら(笑)。

S:
それ、今ならありえるかも知れないですね(笑)。

でも当時は手書きですよ、相当字体が女の子じゃないと厳しいですよ。

Z : 
確かに(笑)

S:
それで...そんなこんなしているうちに、自然と手紙を書く回数が減ってきたんですよね。

返事をするのが2週間に1回になり、1ヶ月になり、、

Z:
自分で会員を集めておいたのに(笑)。

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S:
やっぱり高校生活の刺激が強過ぎたっていうか。

今までの環境とはまったく違いますからね。

電車に乗って通学するようになりましたから(笑)

校則もかなり自由だったし、結構好き勝手にできましたから。

学校帰りにサイゼリヤ寄ってお茶してカラオケ行くとか(笑)

共学だったんですけど、男の子もわりと積極的で楽しかったですね。

Z:
そうですね。

毎日"ポンピー"やってたのに、電車乗って違う世界を見てしまったんですもんね。

地元を離れての新しい世界と遭遇ですね(笑)。

S:
何で笑ってるんですか(笑)。

Z:
笑わないとダメでしょ、これは(笑)。

真面目に聞いてたら危ない奴になってしまいますよ。

ここはみんなでとりあえず"ポンピー"で笑っておきましょうよ。

S:
??(笑)。

そういう流れで"ポンピー"から離れていくわけです。

その代わり授業中に回す手紙のクオリティは高かったですよ、

1時間に4枚ぐらい余裕で書いてましたね。イラスト付きで(笑)とにかく高校生活に流されるだけ流されました。

恋愛だ、先輩だ、他校だ、コンパだ、みたいな感じで。

Z:
"ポンピー"からコンパに行ってしまったんですね(笑)!

S:
初めて知ったそのコンパとかいうのに行ってみたいじゃないですか。

コンパって何!? って、とにかく興味津々な年頃ですから。

でも、結局コンパに行っても私のハートの根本は"ポンピー"なんですよ(笑)。

Z:
ハートがね(笑)。

S:
そう。

コンパって、基本その場限りで楽しけりゃイイ! みたいな感じじゃないですか、私はもっと何かこう、ひとつのことを語りたいというか。

完全にコンパ向きじゃないですね(笑)

そういう想いでコンパに行ったりしちゃうと儚さだけが残るんですよね。

Z:
壮大ですな、それは(笑)。

S:
だったら行くなって感じですよね(笑)

本気で友情をはぐくもうと思ってましたからね。(笑)

Z:
建設的じゃないですもんね。

今まで一歩一歩積み重ねてきたんですから。

S:
いちごの王様のメッセージをずっと読んでましたから(笑)。

今でもまだありますからね、ここに ...

"本当に必要なのは助け合いの精神です"って書いてますよ(笑)。

Z:
そうやって生きてきたから、適当にはできないですよね。

かなりいちごの王様に刷り込まれてますね(笑)。

S:
でも、良い教えを知れば知るほど、逆も知りたくなるっていう(笑)

たち悪いですよね、でも色んな現実を知りたかったんですよ。

外から見るとチンプンカンプンだったんだと思いますよ。

とりあえず、バカバカ言われましたから、本当に。自分なりに道理にかなって全部動いているんですけどね。

Z:
そうなんですね、

S :
好きな科目は頑張って勉強して100点取って、苦手な数学は何もやらずに毎回0点で補習で呼び出しとか。

できるのかできないのかどっちなのって、良く言われましたよ、ホント極端なんですよね。

K:
やっぱりそれは昔からなんや。

S :
だから最近は自覚だけはするようにしているんです、エチケットとして(笑)

K:
で、なんでお前卒アルでカラーコーン持ってんの?

S :
??!

わかんない、そこがバカだったんじゃないの?(笑)

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K:
"金貸して"はやばいな、、山崎君。

Z :
思い出がいっぱいできましたね(笑)

S :
そうですね(笑)

学校の帰り道に大きい橋があって、その橋の中に入れたんですよ、中が空洞になっていて。

そこに友達と後輩とで段ボールとか毛布とか持ち込んで、基地を作っていたんですよ。

喫茶店に行くお金もないし、そこで毎日溜まっていたら、近所の人が橋の所からへんな音がするって、宇宙人かもしれないみたいな噂になっちゃって。

最後は色々大変だったんですけど。

そういう遊びの経験は本当に良かったですよ、工夫しますからね、色々知恵を絞って。

そこがアイデアの元になりますから(笑)

今はすごく真剣にやっているので自分としては、とてもまともに生きていると思いますけどね。

Z:
なるほど。

それで進学ですか?

S:
はい、進学の話になった時に 、母親はpom-p精神を見ていたからか芸術方面に行かせたがっていたんですけど 、

親友が芸大受験するからって毎日予備校通ってものすごく勉強していたんですよ。

それを見て、芸術っていうのは私には本当に無縁の話だと思ってました。

それより私は海外に興味があったんですよね。

それで旅行会社の学校に行くか、イベントコンパニオンとかの学校に行くかとか、色々迷ったんですよ。

Z:
ええ!?

S:
ビジネス学院みたいな所に、色んな課があって。
その頃車のゼロ四レースとか見に行ったりしてたんですよね、大黒でしたっけ?そういう所とかも。

それで車もかっこいいし、楽しそう!ってかなり軽卒な理由ですよ。

それで迷って ...

Z :
で ...どっちに?

S:
結局、旅行業界へ行きましたね。

やはり将来的には知的に行こう! と思ったんですよ。

色んな国に行きたいと思って。

それも今から思えば軽卒でしたけど。

Z:
インタビュー的にはキャンギャルへと進んで欲しかったですね(笑)。

S:
そうですか(笑)。

それで旅行の学校は新宿方面ですよ。

Z:
さらに刺激が強くなってきましたね。

S:
その時一緒の学校で知り合ったのが、今はプロスノーボーダーの友達で。

Z:
はいはい。

S:
その子との出会いは大きかったですね、すごく仲良くなって、二人で冬山のペンションに一緒に住み込みで働いてました。

"ペンションアリス"っていう(笑)彼女はその頃スノーボードを始めて、一人で朝早く起きてスコップでジャンプ台作って特訓してましたね(笑)

勉強以外の事で、真剣に何かに打ち込むとかそういう楽しさを知ったのもこの頃で。

それで10数年後に再会して彼女モデルのスノーボードのデザインをやる事にまでなったんですよね、

私はまだペイントもやっていなかったし、MTBなんかも乗っていましたから、当時はまさかこんな事になるとは二人とも思ってもみなかったんですよ、

Z :
いきなりMTBですか?

S :
そうなんですよ。まあ色々あって、何かを始めたい! って思ったんですよね。

高校の時はほとんどスカートしか履かないっていう感じだったんですけどね、ぱっと思い立って突然買ったんです、色々調べて13万円貯めて。

初めて自分の為に大きな買物をしましたね、髪の毛もばっさりショートに切って。

Z:
すごいですね(笑)。

ポンピー→ギャル→MTBですからね(笑)。

S:
分け分からないですよね。

自分なりに理由があったんですけどね。

Z:
そういえばバイクも乗ってませんでした?

S:
実家がバイク屋なんですよ、お父さんが元々レースをやっていて。

それは全然関係なかったんですけど。

父は私が原付に乗るのも反対でしたから。

Z:
それで自転車にハマってからは?

S:
それからは...
一人であちこち動きましたね、そのうちBMXやレース関係の人と色々知り合って。

それなりにやっていましたよ、

Z:
レースは勝ったことがあるのですか?

S:
一応、優勝もしました。

女の子4、5人しかいなかったので(笑)

最終的にダウンヒルなんかも誘われて、やってみてはいたんですけど、だんだん怖くなってきちゃいましたね。

Z:
あれは怖いですよね。

死んでしまう可能性もありますから。

S:
そうなんですよ、自分でも突っ込める限界を超え始めてるなって感じがあって。

上を目指そうと思ったら本気でやらなきゃいけないですからね。

周りの人はプロでやっていましたからね、自分は遊び程度だなと。

これ以上は無理だって思いましたよ。

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Z:
それでヤメたのですか?

S:
それで、カナダへ行ったんですよ。

Z:
いきなり?

意味が分からないですね(笑)。

またなぜ?

S:
もともと海外に住みたいとも思っていて。縁があったんですね。

Z:
独りで行ったのですか?

S:
そうですね。たまたま知り合いから、女の子だけで住んでる家があって一人ルームメイトを探してる、って。

それで行くことを決めたんですよ。仕事して100万円貯めて。

Z:
100万円はかなりすごいですね!

何のバイトをしてたのですか?

S:
かなり掛け持ちをしてましたね。

基本は某ホテル会社の東京支部で一応OLです。

一応ホテル業界も旅行業なので。

色々なホテルの社長さんと二人でディナーなんていう機会もあったりするので、はんぎょどんのマナー講座が役立ちましたよ(笑)

Z:
そうなんですね、"いちご新聞"がそこでも役立つ訳ですね(笑)

S :とにかく色んなアルバイトをやりましたね、ウエイトレスから色々と。

幅広く(笑)お酒ほとんど飲めなかったんですけど、1日だけ飲み屋さんで働いたこともあったんですよ。

S:
2時間ぐらいですけど、、

Z:
2時間(笑)!?

S:
苦痛だったので(笑)。

Z:
分かります、分かります。

飲んだ後にどこか行こうって誘われても困りますしね。

S:
お客さんがまたいい人だったんですよ、『あなたはこの仕事向いてないからやめなさい』って(笑)

Z:
"ポンピー"には無理ですよ(笑)。

節目節目で"ポンピー"が役に立ってるじゃないですか(笑)。

正しい道に修正してくれてますよ。

S:
そうですかね(笑)だったらやるな、って感じですけどね。

経験だけは宝ですね。

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ペンを持った少女が突然アクティブに爆走!

そこに"静"と"動"が生まれる!
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00万円を手にしたSASUがカナダで出会ったモノとは!?

次回、いよいよ現在の彼女の姿に繋がります!!!

次回更新日は7月19日月曜日です!
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