ZERO MAGAZINEインタビュー!
COCOBAT!
TAKE-SHIT其の三!
高校を卒業し、新たなバンドに加入!
そこから音楽人生の歯車が好転しはじめます!
今回は!
当時の秘話、珍話を交えつつ、COCOBATよもやま話をたっっっぷりとお送りします!
Z:
オリジナルのバンドを組むのっていつぐらいですか?
T:
高校を卒業して、MINO-5っていうバンドに誘われるんですけど、それがはじめてですね。
そのバンドのボーカル沖くんは、LIP CREAMやDEATH SIDEのツアーの運転手として地方を回ったり、ローディーをやってたんですよ。
皆にはジャジャユウと呼ばれていたかな。
沖くんとバンドをやるようになって、ライブのブッキングもHARDCORE方面が多くなってきて、自然と人脈が広がっていった感じですね。
当時はLAST BOMBの熊さん企画の時によく出させてもらっていました。
Z:
MINO-5では、ベースで?
T:
もちろんベースです。
Z:
ボーカル以外の他のメンバーは?
最初のギターはUNITEDのMARRRCHANで次がニューキーNORIくんも在籍していたCOMPLETEの濱田くん。
彼はその後、COCOBATのRYUJIくんとBACKBONEを結成して、現在はDAYMARE
RECORDINGSをやっていますね。
ドラムは最初はLAST BOMBの増田くんで、次がJERRY BEANSの田口くん。後半は濱田くんの知り合いの赤坂くんだったかな。
Z:
どれぐらい活動してたのですか?
T:
はじめたのが87年で、たぶん92,3,4?年ぐらいまで活動してましたね。
Z:
けっこう活動期間が長かったんですね。
T:
のんびり構えてやっていたんで(笑)。
Z:
それは音源として残ってるのですか?
T:
SELFISH RECORDSから1枚出てますね。
あと88年に一度オムニバスが出ていて、ENJOY YOUR YOUTHってやつだけど、その前年の僕と沖くんの初LIVEでは僕弾いていたけど、その時の録音は何故か僕が呼ばれなくて...
これには、当時凹みましたね。
他の友達達も皆コーラス参加してるのに...。
それで代わりに鉄アレイのカツタくんが弾いています。
その時のドラムはCHELSEAくん。
その時の曲はCHEALSEAくんが作ってたかな。
Death Sideでは使われなかった曲って言ってた覚えがある。
Z:
そうですか...
伝説のSELFISH RECORDS!
それは、なぜやめちゃったのですか?
解散?
T:
ちょうどCOCOBATをはじめるぐらいまでだったかな。
解散っていうよりは自然消滅みたいな感じに近いのかな。
でもCOCOBAT始めた後でも弾いてたかなぁ。
そのボーカルの沖くんは、スノーボードの事故で崖から落ちて亡くなってしまって。
Z:
そうなんですね...。
T:
たまにバンドまたやろうね、とかいう話はしてたんだけどね。
彼とは怪獣人形一緒に集めていて、普段でもよく一緒に遊んでいたから。
Z:
亡くなったのは最近ですか?
T:
いや、かなり前ですね。
だからバンドも自然と消滅した感じです。
Z:
COCOBATは何年からやってるんですか?
T:
91年ですね。
Z:
それはなぜCOCOBATをやろうと思ったのですか?
T:
高校を卒業してからいろいろバイトをするようになって、UK EDISONっていうレコード屋さんで働くようになったんですよね。
そこでもっと音楽を突き詰めるようにやりたいっていう人達と知り合うようになって、メンバーを集めたバンドがCOCOBATだったんですよ。
Z:
COCOBATはTAKESHITがリーダーですか?
T:
リーダーっていうわけじゃないけど、僕が軸になって人を集めた感じですね。
Z:
COCOBATの名前の由来は何ですか?
T:
プロレスの技の名前がバンド名っていうのは今でも多いじゃないですか。
Z:
ええ、いますね。
T:
やっぱり僕も同じでそういう発想で名前を付けようと思ったんですよ。
ただ、みんなが知ってるような技がイヤだったんですよね。
ちょどそのその頃は80年代の終わりから90年代って感じで、HIP HOPやその元ネタのR&Bをよく聴くようになってたんですよね。
だから黒人への憧れもあって、黒人っていうイメージを絡めたかったんですよ。なんか、甘ったるい匂いのするような。
スラップベースにかなり猛烈にハマってた頃でもあったし。
黒人の要素もあって、自分の好きなプロレスの要素もあって、技の名前だけどレスラーマニアしか知らない隠語みたいなのを使いたいな...って感じで思いついたのが、Bobo Brazilという選手の技、COCONUTS HEADBUTT=COCOBATだったんですよ。
BUTTはBATと変えて、文字の並びにA、B、Cって、みんながよく使うアルファベットが入ってるし、語呂がいいんでその名前にしました。
Z:
なるほど、そういう由来だったんですね。
T:
あと、"ココ"って、ふつうだったらKOKOだけど、COCOって表記で"C"を使うのが甘ったるい匂いのココナッツっぽくていいなって(笑)。
Z:
COCOBATはすぐにメンバーが集まったのですか?
T:
UK EDISONは、西新宿にあってほんとにいろんな人が集まってたんで、メンバーは割とササッと決まりましたね。
Z:
曲はだいたいTAKESHITが考えてたのですか?
T:
いえ、基本的にはギターのSUZUKI君のギターリフや大体のリズム感を中心に作っていく感じですね。
歌はRYUJIくんが好きなように、ベースラインも僕の好きなようにって、組み合わさっていく感じでした。
Z:
GAS BOYSとの出会いは?
T:
たしか花園神社の脇のミロスガレージって所でやっているらしい!っていうのを当時のFineで見たのが凄く印象にあってミロスか芝浦inkstickで見たのがはじめてかな?。これもとにかく衝撃でした(笑)。WATER MARKETレーベル発足イベントかな?
当時のGAS BOYSの所属WATER MARKET<RHYTHM>と僕が働いていたUK EDISONは親元会社が一緒だったから。
情報は直ぐ入ってきていました。
PUNKROCK DJ HIKARUくんがベース弾いていたTOKYO SEX PISTOLSもこの日見た記憶があるなぁ。
とにかく"公衆便所"の歌詞のヤバさもそうだけどD.R.I.のギターリフサンプリングから始まるG.A.S.B.O.Y.Sを大音量で体感したらもう一発でやられますよ。
Z:
そういえば、GAS BOYSの上杉君のインタビューで...
『COCOBATと"公衆便所"をやってたんだけど、SUZUKIさんが途中からギターを弾いてくれなくなったんだよね』
って言ってましたよ(笑)。
代わりにローディーの人が弾いてたという。
『SUZUKI君、たぶんイヤだったと思うんだよね〜』って。
それには爆笑しましたね(笑)。
T:
そんなことありましたね(笑)。
その時のローディー三井くんは、今やneighborhoodですからね。
GAS BOYSのエピソードでは、芝浦のINK STICKで"公衆便所"やってるときに、AV女優が裸で出たことがありましたね。
COCOBATの演奏している前に裸の女の人って、今じゃ考えられないですよ。
Z:
それは、仕込んでたのですか?
T:
仕込んではなかったんですけど仲間の知り合いで来てて、いきなり脱いで出てきたっていう。
Z:
素っ裸ですか?
T:
たぶん、上半身だけ裸だったと思いますけどね。
Z:
それはかなり盛り上がりますね(笑)。
GAS BOYSとやるきっかけは何だったのですか?
T:
GAS BOYSのライブを観て衝撃を受けて、僕から今井君に接触しに行ったんですよ。
ちょうどその頃、今井君はアメ横の靴屋で働いてましたね。
Z:
そうだったんですね。
"公衆便所"はめちゃくちゃ名曲です。
自分が最初にGAS BOYSを大阪へ呼んだときは、もうギター男さんがいましたね。
ギターは持ってるだけで、ジャックは刺さってなかったですけど(笑)。
だから、ギターを弾けないと思ってたんですけど、弾いてもらったらすごく上手くて。
そのときギター男さんは、レゲエのMCもライブの合間にやってましたよ。
T:
ギター男は何でもやってましたね。
僕がレコ屋の店員のとき、お店のインディーズチャート的なものをラジオ局に持っていったりとか、そういうアシスタント的な事もやってましたよ。
当時はインディーズバンドバブルでラジオやテレビでもインディーズチャートというものがモテはやされていたんですよ。
石丸元章さんとギター男がよく一緒にお店に来てましたね。
Z:
後に本になってますもんね。
ライブでGAS BOYSと一緒にやってたのは"公衆便所"1曲だけだったのですか?
T:
そうなんですよ。
GAS BOYSがライブをやって、最後の"公衆便所"のときに僕たちが出てきて、そこかCOCOBATのライブへと繋がってたんですよね。
Z:
へえ〜、そうだったんですね。
T:
たぶん、いちばん最初は代チョコかクラブチッタのMORE DEEPとか...。
SKATETHINGがEDITしたSKATE VHSの発売記念イベントかなぁ
Z:
出た(笑)。
あのHOUSEの人たちですよね。
T:
あの元メンバーの人のユニットm.o.v.eってちょっと前までアニソン界でもブームですごいですよね。
あの人たちと一緒にやったのを憶えてます。
その後は、ずっと代々木のチョコレートシティでYOU THE ROCKやPMX、CHIEKO BEAUTY、そういったメンツでやってましたね。
Z:
じゃあ、GAS BOYSとのライブは何回もやってるんですね。
T:
けっこうやっているはずですよ。
91年の夏から92年の夏前ぐらいまでやってたと思います。
Z:
長い期間やってたんですね。
楽しかったですか?
T:
面白かったですね!
そういうことをやってる人って、まだいなかったですからね。
Z:
そういえば今井君が、TAKESHITは常に率先的にやってくれてたからね〜。
上半身裸になってくれて!って言ってましたよ(笑)。
それ、たしか『バカ&シロート』のPV撮影で友達みんなでコロンビアレコードの地下駐車場で輪になってモッシュ紛いな踊りとかした時の事かもね。
今井くんにはCOCOBATとGAS BOYS共演を快く受け入れてくれたり、僕のBUBKA/Break Max連載『たけ視点』を繋げてもらったりしてほんとに頭があがらないですね。
Z:
"公衆便所"の曲自体はCOCOBATが考えたのですか?
T:
いえいえ、違いますよ。
Z:
もともとあった曲をカバーする感じで?
T:
そうですね。
Z:
他に当時の面白いエピソードとかありますか?
T:
DJバリK~ん君と僕と2人でCOCOBAT CRUNCHのHIP HOPテイストな感じのREMIXを共同録音作業した事があって、
その時のDJバリK~ん君の機材の扱いやバックトラックやネタの知識とかにプロの腕を見ました。
まだAKAIでシコシコやっていた時代ですね。
毎朝、王子の彼の家まで迎えに行きました...。
あと、当時のドラムのMATSUZAKI君と僕とで須永辰緒さんのオムニバス用の録音でIRON MAIDENのWrathchildって曲を録音した時も、なんか 今新しい事にチャレンジしているって感じがしていましたね。
古典ヘビィメタの楽曲にベースとドラムの生演奏+スクラッチノイズって91年当時日本では維新的な事だったんで。
え〜っと、あとその頃は僕がライブを企画してたんですよね。
レコード屋より以前にバイトで特設会場の施設組み立て解体する仕事してる時、電撃ネットワークの南部さんも一緒に働いてて、バンドのイベントで電撃ネットワークを呼んだら面白いだろうな〜って企画を思いついたんですよね。
その頃深夜番組に電撃が出始めていた頃だったし、僕達はこの音楽イベントに笑いと驚きが欲しかったし、お互いの目論みが一致したんですね。
ちなみにこの職場は劇団関係や東京のハードコアバンドの人達沢山働いていましたよ。
Z:
いいですね(笑)。
T:
NUKEY PIKES、GAS BOYS、COCOBAT、電撃ネットワークというメンツで(笑)。
Z:
それはヤバいですね!
ちなみに自分はNUKEY PIKESに怒られたことがありますよ。
ライブにストリッパーを呼んじゃって(笑)。
T:
そんなことあったんですか(笑)。
Z:
はいっ!
他のバンドは...
RISE FROM THE DEAD!
CONCREAT OCTOPUS!
にSXOXBが飛び入りで出演してくれました。
当時はニューキーのメンバーももっと発想が柔らかかったんでしょうね。
T:
う〜ん、どうなんでしょう(笑)。
まあ、自分の中でそういったイベントをできたのは大きかったです。
バンドのライブに電撃ネットワークが出たのって、それがはじめてだったと思いますよ。
Z:
かなり盛り上がったでしょ?
T:
そりゃもう、盛り上がりましたね。
Z:
ですよね(笑)。
T:
ライブの最後に電撃ネットワークが出てきて、布団圧縮機使った人間即神仏やったり、口にさそりとか、おなら燃やしとか会場はすごいテンションでしたよ。
Z:
それ...
観に行きたかったですね(笑)。
TAKESHITは、けっこう企画もやってたんですね。
T:
最初の頃はやってましたね。
ファーストアルバムを出すまでは、自分で企画をやらないとライブができませんでしたからね。
だから、人がやらないようなことをやろう!って常に思って企画考えてましたね。
Z:
でも、そういうライブをやってたら、すぐに注目を浴びますよね。
いきなり満員で人がパンパンだったんじゃないですか?
T:
いや、そこまでではなかったんですけど、面白いことをやってるってことで、後にいろんなライブへ呼ばれるようになりましたね。
Z:
COCOBATのいちばん初期のメンバーってどういったメンツですか?
T:
RYUJI君、SUZUKI君、MATSUZAKI君、あと僕の4人です。
Z:
そのメンバーでは、どれぐらいの期間やっていたのですか?
T:
セカンドアルバムを出すまでは、そのメンバーでしたね。
Z:
ファーストアルバムって、レコーディングにどれぐらい時間をかけたのですか?
T:
3日ぐらいですかね。
Z:
やっぱりそれぐらいなんですね。
いろんな人に聞きますけど、みんな3〜4日で録っちゃいますね。
来週はいよいよ最終回!
アルバムジャケットについてのPusheadエピソードや趣味のコレクションの話!
あのバンドやこのバンドとの話などなど...。
だけで終わるはずもなく!
ご用意してます、重要な質問をっ!
答えは来週です!
どうぞお楽しみに!!!
次回更新日は2月6日月曜日です!